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ミカルディスの服用とカフェインとの併用での降圧効果

高血圧症は近年食生活の欧米化によるメタボリックシンドロームの増加や、食塩摂取過多によって引き起こされます。
血圧が140/90以上になると高血圧症に分類されるようになります。
長期的にこの高血圧状態を放置してしまうと、血管壁が傷ついて動脈硬化が進行したり、動脈瘤ができたりして、脳血管疾患、心疾患、腎機能不全へとつながってしまいます。
これらを予防するためには早期からの血圧コントロールが重要となってきます。

高血圧症の治療では食事の改善や運動療法を取り入れることもありますが、治療の軸となるのは降圧剤による治療です。
降圧剤には様々なものがありますが、カルシウムブロッカーやアンギオテンシン受容体拮抗薬(ARB)が第一選択薬として使用されることが多いです。
代表的な降圧剤であるミカルディスはARBの仲間に分類されます。
ARBはカルシウムブロッカーと比較して降圧作用は弱いですが、比較的小さな血管に対しても血管拡張効果を示し、心臓や腎臓の保護作用に優れていると言われています。
ミカルディスは通常1日1回服用するようになります。
服用回数が少ないことも、長期服用を必要とする降圧剤としては大きなメリットとなります。

ところでこのミカルディスはカフェインとの併用で降圧効果が促進されます。
ではなぜカフェインとの併用で降圧効果が促進されるのでしょうか。
これについてここからは解説します。

カフェインは利尿作用を有することが広く知られています。
この利尿作用によって循環血液量が減少します。
血液の量が少なくなると、血管に対する圧力が弱くなるため、血圧も下がります。
つまりカフェインはミカルディスとは異なる機序で降圧効果を引き起こし、両者の相乗効果によって降圧効果が促進されるのです。